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テクニカル分析編 - 初心者のためのネット株入門

雲と株価、三役

くも

一目均衡表には線と線の間が色塗りされている領域が見られます。この領域が何を表しているのか、どのような性質があると考えられているのかについて解説します。

また、相場の解説でたまに聞かれる「三役好転・三役逆転」とは何のことなのか?見ていきましょう。



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雲

色塗りされている領域は、先行スパン1と先行スパン2で挟まれた領域で、「雲(くも)」と呼ばれています。先行スパン1は過去9日と過去26日の株保持者の購入価格の中央値、先行スパン2は過去52日の株保持者の購入価格の中央値となることから、これらの線の間は過去52日の株保持者の購入価格帯と表現することができます。


この考え方で見ると、雲が厚い(先行スパン1と先行スパン2の間が開いている)場合には保有が多くて株価が膠着する、雲が薄い(先行スパン1と先行スパン2の間が狭い、または無い)場合には保有が少ないので株価が動く可能性があると言えます。(※出来高が加味されていないので、保有が多い・少ないと言うよりも、価格帯が広い・狭いと言う方が正しいという点に注意してください。)


一般的に言われている株価と雲の関係について、以下のケースで見てみましょう。


◆株価が雲より上にある場合

株価が雲より上にある場合

雲が下値支持帯として作用する可能性があります。雲が厚いほど支持力が強いと言われています。


◆株価が雲より下にある場合

株価が雲より下にある場合

雲が上値抵抗帯として作用する可能性があります。雲が厚いほど抵抗力が強いと言われています。


◆厚い雲の場合

厚い雲の場合

株価が膠着し、株価が上から雲に入る場合には上方への反発を受け、株価が下から雲に入る場合には下方への反発を受けやすいと言われています。


◆薄い雲の場合

薄い雲の場合

株価が雲を勢い良く抜けると、トレンドの転換(売買シグナル)であると言われています。



三役好転・三役逆転

たまに相場の解説で出てくることがある用語です。三役とは、転換線と基準線、株価と雲、遅行スパンと日々線(ローソク足)の関係のことを言います。


◆三役好転

三役好転

株価が上昇トレンドに入り、上値抵抗帯を抜け、含み損を抱えた人が少ない状態となっている可能性が高く、強い買いシグナルとされています。


◆三役逆転

三役逆転

株価が下降トレンドに入り、下値支持帯を抜け、含み損を抱えた人が多い状態となっている可能性が高く、強い売りシグナルとされています。


以上のことが一般的に言われていますが、あくまでテクニカル分析の一つであるので過剰な依存は禁物、売買タイミングの参考程度に考えましょう。



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