出来高を把握しよう
「出来高」とは売買が成立(約定)した株数のことです。その出来高が多いということは市場から注目されている・人気があると言え、少なければ注目されていない・人気がないと言えます。この出来高は株価の次の値動きを予測するための重要な手がかりのひとつなので、その特徴を覚えておきましょう。
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出来高と株価の値動きの関係
出来高は相場からどれだけ注目されているかの「ものさし」としての役割を持っています。また、出来高の多さから株価の推移のしかたも大きく異なります。出来高の多さと株価の推移の関係について以下にまとめてみました。図では上部が株価の変動、下部が出来高を表しています。
出来高のほとんど無い銘柄は売買が成立することが少なく、値段がつかない場合があります。
左図では1日で1000株単元において1000株しか売買が成立していません。
※「K(キロ)」は1,000の倍数を表しています。つまり3Kは3,000株という意味です。
出来高が少ない銘柄は、株価の変動が大きくなる傾向にあります。
売りと買いの板の価格が大きく離れる場合があるので短時間における株価の上下が大きくなっています。
出来高が非常に多い銘柄は、株価の変動は穏やかになる傾向にあります。
売りと買いの板の価格が常に近いので株価は連続的に変動します。
※「M(メガ)」は1,000,000の倍数を表しています。つまり6Mは6,000,000株という意味です。
出来高の原則
出来高の増減傾向と急増の要因
通常の場合は株価が上昇し続けると出来高は増えていきます、逆に高値圏から株価が下降し続けると出来高はしだいに減っていきます。株価が上昇し続ける銘柄は注目が集まって人気が高くなり、下降し続ける銘柄は人気が無くなっていくからです。
また、急激に株価が変化しても出来高は増えます。6月4日の最高値から大きく急落した日には出来高が特に多かったことが分かります。まだ株価が上がると思った買いと天井だと思った売りの壮絶な戦いがあったことが出来高から読み取れます。
株価急落時における出来高急増の要因の詳細
株価が急落した時にも出来高が急増する要因としてはまず、安値で買った含み益が出ている投資家が早く利益を確定させたいためにあわてて売る場合があります。次に高値で買ってしまった投資家が損害を最小に食い止めるために売る(損切りする)場合があります。さらにはもっと下がると思った投資家が空売りをしたり、株価が安くなったために買いたい投資家も参加します。
このように様々な思惑を持った投資家が盛んに売買をするために出来高が急増するのです。

